合格体験記

勉強カフェ西宮北口スタジオで、成果を出された方々の記録。

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【早稲田大学合格!】会員様ロングインタビュー

皆さんこんにちは!

勉強カフェ西宮北口スタジオです。

 

この春もたくさんの「合格しました!」という嬉しいお声をいただいておりますが、

そんな中、高校入学時からご利用いただいておりましたTさんから、

「第一志望の早稲田大学国際教養学部に合格しました!」という大変嬉しいお声をいただきました。

そこで今回は、早稲田大学合格までの道のりの中でどうやって計画を立てたの?

モチベーションの保ち方は?勉強に必要な参考書などはどうやって選んでたの?

などなど疑問に思ったことをたくさんインタビュー形式として聞いちゃいました♪

皆様の日々の勉強のヒントになることもたくさんあるかと思いますので、

ぜひ最後までお楽しみ下さい^ ^

 

スタッフ(以下S)「今日はよろしくお願いします!」

Tさん(以下T)「はい、よろしくお願いします。」

S「塾に行かずに自習で合格されたって本当に凄いなって思って尊敬してるんですけど、

その中でどんなこと意識してたのかなっていうのを聞いていきたいなと思っています。」

T「勉強カフェでは自分で考えてできるのが良かったと思っています。

普段の勉強の中では一つの文章があればいざ問題となったらどんな聞かれ方するかな?

っていうのを色んな角度から眺めていって、一つの物事であっても色んな切り口から

見ていく中で疑問に思ったことはすぐにネットとかで調べるっていう形で勉強を進めていました。」

S「そんな感じで進められていたんですね。ちなみに勉強って楽しいものなんですか?」

T「単純暗記する時とかって楽しくはないです。でもいざ問題を解く時にその単純暗記が

活かされて、それがないと解けない部分に当たった時はめちゃくちゃ楽しいです!」

S「勉強していてわからないなところはまず自分で調べるっていう進め方なんですか?」

T「そうですね。勉強してて疑問に思ったらすぐにスマホで調べるっていうのをやっていました。」

S「そうなんですね。誰かに聞くではなく、まずは自分で調べるんですか?」

T「はい。調べれば一瞬で終わることもあるので自分で調べるようにしていました。

その中でこの知識は問題だったらどう聞かれるのかとかどこで活かされるのかとかを考えながらやっていました。」

S「文章を読む中でそれがどんな感じで問題として出るんだろうって

考えてるっていうのが凄いなって思いました。」

T「そのまま暗記することもできるんですが、例えば年号を見た時に

どういった背景だからこういうことが起こったのかなとか。その人物の先祖のこととか、

どういう目的があったのかをしっかり理解していると、少ない情報だけでも

わかるようになると思うんです。だから文章にしてもそこに出てくる単語ごとに

徹底的に調べることで多面的に物事を見れるようになる気がします。」

S「そうなんですか!でもそれってすごく記憶に残りそうですね。

やっぱりそれしてる時って楽しかったですか?」

T「そうですね。その時はめちゃくちゃ楽しいです。」

S「基礎から深掘りして色んなことを最終的に知っているっていうところに持っていってたんですか?」

T「結局難問もそれだけで覚えようとすると難しく感じると思うんです。

だけどその問題も基礎から深掘りしていったら解けるという道筋を出題者は作ってくれているはずなので。

だからその解き方を深めていったって感じです。」

S「参考書とかでも難しいのをやりたくなると思うんですけど、

基礎の部分をたくさん読んで固めていかれてたんですか?」

T「日本史って知識が枝分かれになっていると思うんです。そして難問ってその枝分かれの末端だと。

だから基礎をしっかりやった方が正答率も上がるのかなって思っていました。」

S「その基礎が大事って気づいたのっていつ頃なんですか?」

T「中学校ですね。社会の先生が面白くてやっているうちに色んなことを知れたんです。

そうするとテレビ見てたり色んな生活の中で社会というものが繋がっているんだなって気づき、

社会以外の学問も実社会とつながっていると感じたんです。

それと同じで基礎が色んな難しい問題と繋がっているのって同じつながり方をしていると

気づいたことがきっかけでした。

でもそれだけじゃ確信としては持てなかったので、一度志望校の日本史の問題を解いて徹底的に分析したんです。

で、その時に解けなかったものをその知識はどういう勉強をしていたら知ることができ、

どういうところを意識していたらその知識を導き出せたのかとかひたすら『なぜ?』を繰り返していたら、

結局基礎に行き着いたんです。」

S「なるほど。勉強の基礎に軸を置いてそこから広げていったり分析したりって感じだったんですか?」

T「分析も結局は『なんで解けないの?』をずっとやっていく中でこの問題はここが理由で解けてなかったんだな

とかっていうのに気づけるようになりました。

勉強の内容に加えて自分がどこでつまづくのかとかを考えていくと

次自分がすべきことが分かってくると思います。」

S「すごく勉強になります!ちなみに日本史以外の英語や国語の勉強ってやってることは同じなんですか?」

T「単語=基礎なので英語は単語を覚えるところから進めました。

国語は古文と漢文は文法に力を入れて、現代文は筆者が何を伝えたいのかとか

接続詞を確認するとかひたすら読み方を完成させて

その後にどういう聞かれ方をしたらこう答えるとかっていうところを進めました。」

S「よくリーティングルーム使われていましたが、英語や日本史のアウトプットを

するのに使われていたんですか?」

T「英語でリーティングルーム使ってたのが、

声に出して発音することであたかも自分が英語ができるようになった気がするので、

モチベーションを上げるために使っていました笑。

日本史はマンガの存在がすごく大きかったです。

日本史のマンガって全てが繋がっているのが一目でわかるんです。

だから読んでて『やっぱりこういうつながりで認識があっているんだな。』とか

マンガで整理するっていうのをすごく大事にしていました。」

S「じゃああんまりアウトプットとかインプットとかっていう感覚もなかったんですか?」

T「自分の中では活用するっていうのを大事にしていたんです。単語や文法とか基礎の段階って

インプットが多いと思うんです。

でも問題を解くっていうのは基礎を統合する形だと思うんです。長文を読むのも基礎が

分かっていないとできないですし。だから長文を読む練習というのがアウトプットに

当たるのかなって思っています。

アウトプットって自分がやってきたことをしっかりと自分に落とし込むために声に出したりすると

思うんですけど、別に声に出したり人に教えるとかしなくても自分の中で落とし込めればいいと思っています。」

S「なるほど!すごく新しい発見です。じゃあ一回勉強したところは使えるようになるまで

徹底的にやり込もうみたいな感じで取り組まれていたんですか?」

T「覚えてるじゃ勉強してないなって。理解していないと勉強したとは言わないなって思っていました。」

S「その感覚っていつぐらいからあったんですか?」

T「ターニングポイントってあったわけではないと思うんですが、部活がサッカー部でキーパーをしていたんです。

で、高校では生徒会もやっていたので、生徒会活動の後に部活に行っていたので

いつも部活終わった後に一人で居残り練習してたんです。

その時に色々考えていて。『この練習は試合のこのシチュエーションで使えるようになるな。』とか。

自分の中で常に勉強以外でも頭で考えながらやっていたのがよかったのかなと思います。」

S「生徒会と部活と学校の勉強って結構忙しかったですよね?」

T「忙しかったです笑。だからその時は勉強時間が本当に少なくて1時間半とかだったと思います。」

S「すごく忙しい中でそれでも勉強カフェに来てまで勉強をやり続けていた

わけですけど、時間管理とかやり続ける方法とかがすごく気になるんですが。」

T「その時は部活と生徒会が優先だったので、その中で勉強しないといけない。

だけど勉強も疎かにできない。その時に基礎は絶対に毎日しないと抜ける

部分があるのでそこは毎日するようにしてました。

残った時間で勉強する中でそこで絶対やらないといけない優先順位を決めておくということはしていました。」

S「そうだったんですね。優先順位をつける大切さやこういう計画が自分にはいいなっていうのに

気づけたっていうのが不思議に思うのですが、それには何か理由があるんですか?」

T「優先順位をつける最大の目的として、その当時の勉強の目的が学力維持でした。だから

自分が何を目的に勉強しているのかというところから見て基礎をやっていれば維持できると思い、

それを進めていくために優先順位をつけていたという感じです。」

S「3年生に上がる前の2月に基礎を終わらせて塾を辞め、部活を5月に生徒会を6月に引退し、

そこからは独学での受験勉強1本って感じになったと思うんですが、

そこでも優先順位を決めて勉強を進めていかれてたんですか?」

T「いや、その時は時間がたっぷりあったので優先順位を決めてなかったです。とりあえず

予定を決めてそれを完璧に遂行していってました。終わらなかったことはなかったです。」

S「なるほど。じゃあ自分が1日にやれる量って把握されてたんですか?」

T「そうですね。あと関係ないことまでやろうとしないように『切り捨てる』ということを大事にしていました。

時間がたくさんあるから最低限のことはできる。でも差をつけるにはプラスアルファの

ことをしないといけない。そのところで不必要なことをやっていないかというのは気にしていました。」

S「ここで勉強されている姿を見てすごく気になっていたことがあるんですが、

休憩ってどんな感じで取られていたんですか?」

T「大事にしてたのは『集中力がなくなったらすぐやめる』でした。

集中力がなくなったままやる方が時間の無駄だと思ってたんで。」

S「ちなみに休憩中って何してたんですか?」

T「受験勉強してると無口になって表情が動かなくなるんでせめて休憩時間ぐらい笑いたいなって思って

笑える動画とかをよく見ていました。頭を休めるということを休憩時間はちゃんとやろうと思っていました。」

S「受験直前になると焦って休憩時間を削ったりってあると思うんですけど、

そこら辺は落ち着いてやれてた感じですか?」

T「その気持ちはめちゃくちゃ分かるんですけど、でもやっぱり受験の直前期までの間に色々経験する中で

疲れた状態のままで勉強をすることほど利益のないものってないなって思ってたんで。」

S「じゃあそこを実感できてたから休憩の大切さも理解できていたんですね。

見ていてすごく落ち着いて物事を進められている印象を受けました。」

T「意外と焦りやすいんですけどね。だからこそ冷静になろうという意識は常に持っていました。」

S「自分の特徴や性格を把握していたからそれに対策ができていたんですね。」

T「自分に合った方法が大事だと思います。」

S「参考書とかってどうやって選んでたんですか?」

T「どの参考書に対しても目的意識を持つようにしていました。

これは単語を覚える参考書、これは文法を覚える参考書。みたいな感じで。

自分が求めていることを一番満たす参考書を選んでるって感じでした。

あと、よく色んな参考書に手を出すのってよくないって言うじゃないですか。

でも自分の場合は買った参考書が自分の求めている育みたい力と違ったらすぐに変えてました。

その中で単語帳や1問1問も合ったものは20周でも30周でもやっていました。」

S「1回買ってしっかり考える過程があってから使い回すっていう。

1回そういう過程を挟んでいるのがすごい新鮮です!そういう使い方があるんですね。」

T「言うならば参考書って先生の代わりだと思うんです。

めちゃくちゃわかりやすい先生なら2回、3回と聞きたいと思いますよね。それと同じ感覚なんです。

参考書=先生なんです。」

S「すごく気になってるんですけど、さっき勉強する時にスマホで調べるって

仰ってたじゃないですか。勉強においてスマホの誘惑って結構大事なとこだと思うんですけど。

勉強中は調べものにしか使わないとかメリハリをつけて使ってたんですか?」

T「いや、全然ですよ笑。例えば気になるなと思って開くとインスタにDMが

来てたりすると普通にそっち開いたりしていました。

DM返したからじゃあ次は調べものしようみたいな感じでやってました。

僕の中ではDMやLINEが来てるから返さない方がストレスでした。だからすぐ返してました。」

S「じゃあSNSとかでも目的持って開けるって感じだったんですね。」

T「そうですね。確かに惰性では開けないようにしていました。仮に開けてしまったと

してもそこから深入りしなければいいと思ってます。

確かに勉強中にSNSをするのってあまり良くないと思うんですが、時期とかも

考えながら上手くやっていくっていうのもいいんじゃないですか。」

S「そんなふうに目的持ってやってたんですね。そこまで制限し過ぎてないんですね。

じゃあストレスとかもそういう面ではあまりなかったですか?」

T「はい。なかったですね。あまり我慢はしたくないなって思ってました。

勉強するのは勉強カフェだけって決めてたので、家では普通に過ごしていました。

夏休みは朝起きたらまずYouTube見てましたし。

要は常に気を張るというよりはやる時はやると決めた方がいいと思うんですよね。」

S「なるほどですね。そういうのがあったから周りを見て惑わされないというか、

YouTube見てていいのか・・・みたいな不安はなかったですか?」

T「そうですね。そういうのはなかったです。実は模試がずっとE判定だったんです。

だけど自分の中ではここまでやったら絶対早稲田受かるっていうラインがあって、

そこには絶対に辿り着く自信があったので。

だから周りがなんと言おうと自分はそこまで辿り着けば絶対に早稲田に受かると思ってました。

勉強始めた時って頑張ったらいけるんじゃないって楽観的なところから入ると

思うんです。だけど勉強を始めたら自分このままじゃ届かないかもって距離が

見えてくると思うんです。で、この距離が見えてきた時が一番よくって。

その見えた時にこの距離を辿り着くためにどうするかと日割りでやってました。

ここまで辿り着くためには何月までにはこうなっていなきゃいけないなって。

じゃあその力をつけるためにはこの分野を仕上げなきゃいけない。

じゃあ仕上げるのに2週間使おうとか。その2週間のために日割りでやることを決めていってた感じです。」

S「なるほどですね。そこら辺を分析しながらやってた感じなんですね。」

T「はい。やるべきことさえやっていたらいいかなっていう感じです。」

S「めちゃくちゃ勉強になります!今日は貴重なお話をたくさんありがとうございました。

大学生活が充実したものになるように心から応援しています。」

T「ありがとうございました。」

 

最後までお読みいただきありがとうございました(^-^)

スタジオ内にはさらに詳細なインタビューレポートを掲示しておりますので、

ご興味あればぜひそちらもお読み下さい。

皆様の勉強、目標達成を心より応援しております!!